奥三河田舎暮し隊

奥三河田舎暮し隊

『MEGURU DIY』を開催しました

2022.11.17|田舎暮らし隊からのお知らせ

11月12日(土)13日(日)

2日間かけて
「MEGURU DIY」を開催しました。

新城鳳来地区の
新城キッコリーズさんが守り、育てる
「イシロノモリ」を案内していただきながら

五感で
山とは、森とは、生態系とは、
育む林業とは

一方で今山が抱える課題とは…

を体感いただき

実際に伐倒の迫力や難しさなども感じていただきながら

その足で
実際に焼杉を焼成する戸田工務店さんの古材倉庫に移動。

 

山の課題を資源に変える取り組み
「枝虫材を焼杉へ」を
見ていただきました。

2日目は、
その焼杉を古民家の外壁に

枝虫材でできた床板を古民家の床に

参加者さんに実際に張っていただく
DIYを開催。

生産地(材料の原点)から生産工程
そして、それを自らの手で形にしていく全ての時間を
共に体感いただいた2日間。

普段ふれることのない新しい体験に
みなさん、わくわく、どきどき

筋肉痛になるほど真剣に、
壁と床と向き合っていました!

清々しい笑顔✨
楽しかったですかー!?

 

大量生産、品質の安定、機械化、合理化
年々厳しくなる法律に対応するため
置き去りにされてしまった
たくさんの課題があります。

早い変化や合理化は
一部の人を豊かにする一方で
そこからこぼれ落ちる多くの課題に
心をくばる余裕を失ってしまう。

でも、それを見過ごせず
両手両足を地につけて
守ってくれている人がいます。

見て見ぬふりはできても
他人事とふみつけた課題は
いずれ自分たちにかえってくる。

今ある常識は
あくまで「今」この一瞬の常識であって

10年後には100年後には
まったく違った世界になっているでしょう。

ならば、今の
「常識」とは少し違っていても
できることはあるはず。

その第一歩が焼杉です。

新城キッコリーズさんの課題である枝虫材を

もっと活かせる方法はないか。

模索する中でたどり着いたひとつが
伝統的な技法である焼杉でした。

そして同時に耳にしたのが
長い間人の手が入らなくなった山で起こる
枝虫材という課題。


そうして、この企画が生まれました。


製品として安定させていくには
もう少し改良が必要ですが
まずは、この一歩が踏み出せたことが
小さくて大きな一歩です。

林業の出口である建築からできること。

焼杉に限らず
こんな時代だからこそ
原点にたちもどって
できるものづくりがある。

山を守り、
長く広い視点で安全な森づくりを
多くの人が志せるように
消費者側からできること。

まだまだ、きっとある。

 

企画の詳細はこちら↓

『MEGURU DIY』を開催します!

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